毎朝の視聴を楽しみにしている人も多いNHKの連続テレビ小説。現在放送中のドラマ『カムカムエヴリバディ』も好評だ。
「朝ドラ」をめぐっては前後の番組がドラマの内容について触れる、いわゆる“朝ドラ送り”や“朝ドラ受け”が度々注目されるが、1月19日放送の『おはよう日本』では司会を務めるNHKの高瀬耕造アナウンサーの発言が話題となった。
一体、どんな発言だったのか。やりとりを振り返る。
「ここでつまづくと...」。高瀬アナの心が折れる姿を視聴者見守る
朝ドラ放送まで残り1分を切った午前7時59分。高瀬アナはいつものように「はい、この後はカムカムエヴリバディです」と“朝ドラ送り”のトークを展開し始めた。
多くの視聴者がテレビの前で思わず“ツッコミ”を入れたのは、この後の発言だった。高瀬アナと桑子真帆アナのやりとりは以下の通りだ。
高瀬アナ:トミーとのファッション。ファッションじゃない!セッション!
桑子アナ:(笑いながら)ファッションもよかったです
高瀬アナ:うまくいかない(笑)
桑子アナ:あと5秒!
高瀬アナ:ここでつまずくと、上手くいかない。もう...ちょっと...(お辞儀しながら)ご覧ください。
桑子アナ:諦めた...(笑)
高瀬アナは、劇中でオダギリジョーさん演じる大月錠一郎と早乙女太一さん演じるトミーによるトランペットの「セッション」に触れるはずが、誤って「ファッション」と言ってしまったようだ。
「おはよう日本」の番組公式Twitterは、このやりとりがおさめられた動画を公開。「たまにはこんなことも...」と紹介した。
このやりとりに対し、Twitterでは「爆笑だった」「なんだか可愛いかった」「心が折れても素敵です」「いつもありがとう」「桑子アナの最後のフォローも良かった」などと高瀬アナのリアクションについてコメントが数多く寄せられていた。
NHKのアナウンサーによる“朝ドラ送り”や“朝ドラ受け”は、Twitterで「人間味が出ていて良い」などと評価する声も多くある。短い時間にもかかわらず、自分の言葉でドラマの魅力を語ろうとする姿勢が好意的に受け止められている。
物語の展開とともに、今後の“送り受け”にも注目だ。