すさみ町立エビとカニの水族館(和歌山県すさみ町)の公式Twitterが1月8日に投稿した1本の動画が話題になっている。
それは、イシダタミヤドカリが背負う貝殻を透明なガラス製の殻にして中身が見えるようにしたもの。腹肢と呼ばれる部分の動きなどが見て取れる。
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Twitter上では「どうなっているのか知りたかったことのひとつ」「本当に貝殻を背負っているのがよくわかる」といったコメントが寄せられている。
エビとカニの水族館は、廃校となった中学校の体育館を再利用した施設で、エビやカニを中心に約150種の甲殻類を展示している。
水族館によると、約10年前から透明な殻を用いて展示しているが、1月8日に「知られざるヤドカリの中身の実態」と題してTwitterに動画を投稿したところ話題になった。
担当者は、ハフポスト日本版の取材に対し「ヤドカリは殻の中でフンをするが、フンを腹肢で殻の外へ出す行動など、貝の中だと見られないような行動を観察するためにガラス製の殻で見えるようにしている」と話している。
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