仲間たちと凧揚げを楽しんでいた男性が、強風にあおられて地上から10メートル以上の高さまで浮上する様子がカメラに捉えられた。
インディアタイムズなどによると、アクシデントはスリランカ・ジャフナにあるポイント・ペドロで起きた。
ナダラザ・マノハランさんは、友人らと一緒に手作りの凧を空に揚げていた。英メディアMetroによると、風が強まっていた時に友人たちがロープから手を放したところ、ナダラザさんは突然上空へと投げ出され、40フィート(約12メートル)の高さまで舞い上がった。
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当時を捉えた映像には、ナダラザさんがみるみるうちに地上から離れていき、仲間たちが叫んだり力いっぱいロープを引っ張ったりする様子が記録されている。
ナダラザさんはしばらくロープにつかまっていたが、手がしびれてきた上、仲間がロープを引いていたおかげで高度が下がったことから、手を放して地上に降りた。
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空高く浮上したことについて、ナダラザさんは「死ぬかと思った」と当時の恐怖を地元メディアに語っている。下を見ないようにし、できる限りロープを強く握っていたという。この事故でナダラザさんは軽いけがをして病院に運ばれ、治療を受けた。
凧揚げ中の事故は過去にも報告されている。
2020年12月、インドネシアの12歳の少年が凧揚げをしていた時、空中に吹き飛ばされた。少年は地上から10メートル近くまで浮上し、骨を折るけがをした。