クリスマスの朝に…ツリーと電気が原因?火災で父と息子2人が死亡。4200万円超の寄付が集まる

クリスマスに起きた悲劇に、クラウドファンディングを通じて多くの支援が集まっています。

クリスマスの朝、アメリカ・ペンシルベニア州で悲劇が起こった。

CNNによると、エリック・キングさん(41)の自宅で火事が起き、12月25日朝、エリックさんと小学生の息子2人がこの火災で亡くなったという。

地元消防保安官の話として、「おそらく電気の問題と乾燥したクリスマスツリーの組み合わせが原因とみられる」「出火元はクリスマスツリーで、電気が原因なのか、乾燥した古いクリスマスツリーが原因なのかはわからない」と伝えている。

警察と消防は25日午前1時22分にこの家に出動。火災発生時には家族5人全員が家の2階で寝ていたという。家に入ろうと何度も試みたが、炎が大きく、入るのに苦労したという。

消防士がようやく家に入ったとき、家の2階でエリックさんとその息子2人の遺体を発見。母親と長男は軽い火傷を負って逃げ、病院で怪我の手当てを受けたという。

このクリスマスの日の悲劇を受け、子どもたちが通っていた小学校の学区は「住宅火災で生徒2人とその父親を失ったという悲報を、耐え難い悲しみとともにお伝えします」とFacebookに投稿した。

「支援のホットラインを立ち上げている」ともつづり、キング一家を支援するための資金を募るクラウドファンディングサイトのページもシェアした。

このクラウドファンディングサイトには多くの支援が集まり、12月26日時点で、2万ドル(約228万円)の目標を大きく上回る、37万ドル(約4232万円)を超える資金が集まっている。

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