坂本龍一さんの代表作品の一つ「Merry Christmas Mr. Lawrence」の音源メロディーが、NFT(非代替性トークン)化された。12月21日夜から3日間に分けて順次販売される。
プレスリリースや公式サイトによると、音源の右手のメロディー595音を1音ずつデジタル上で分割した。96小節からなる595音のNFTには、それぞれの音が位置する小節の楽譜画像も紐づけられている。
今回のNFTは、坂本さんが7月に東京都内で演奏したレコーディング音源から分割し、製作したという。
購入方法は?
NFTの販売は、マーケットプレイス「Adam byGMO」で、1音(1つのNFT)1万円(税込)の固定価格で一次販売する。決済方法は、イーサ、クレジットカード、銀行振り込み(日本円)から選ぶことができる。
595音は段階的に、12月21日〜23日の3日間で販売予定。いずれも日本時間午後7時からで、以下のように3回に分けて販売する。
21日(火)午後7時販売:1〜16小節、作品名1-1〜16-10の190音
22日(水)午後7時販売:17〜56小節、作品名17-1〜56-5の205音
23日(木)午後7時販売:57〜96小節、作品名57-1〜96-1の200音
NFTの購入ページは公式サイトのリンクから飛べる。
購入者の特典は?
それぞれのNFTの初回購入者限定の特典として、「Merry Christmas Mr. Lawrence - 2021」フルバージョンのWAVファイルを期間限定でダウンロードできるリンクが、後日メールで送られる。
さらにNFT所有者には、『坂本龍一「Merry Christmas Mr. Lawrence」直筆楽譜を入手できる権利NFT』のオークションに参加する権利が付与される。
今回のプロジェクトのために、坂本さんが「Merry Christmas Mr. Lawrence」の26小節目までの直筆楽譜を作成。この直筆楽譜の実物を入手できる権利のNFTを、595音のNFT所有者に限定し、「Adam byGMO」にてオークション販売する。
オークションの開始価格は10万円で、期間は12月24日0時〜12月25日23時59分(入札自動延長あり)。