ドライブ中、赤信号で止まっていたら目の前に突如現れたのは、BTS。
音楽が流れ始めると人気曲をパフォーマンス。しかも車の近くまでやってきて居合わせた人たちを笑顔にして、一緒に踊り出すーー。
そんな夢のような企画が実現し、話題になっている。
ハリウッドの有名ロケ地にサプライズ登場
BTSは、アメリカの人気コメディアン、ジェームズ・コーデンが司会を務めるトーク番組『レイトレイトショー』の人気企画「クロスウォーク・ザ・ミュージカル」で路上パフォーマンスを披露。
この企画では、これまで『美女と野獣』や『ライオン・キング』『オペラ座の怪人』などの名作ミュージカルを路上で再現。撮影場所は、ロケ地として有名なウェスト・ハリウッドのビバリー・ブルバードとジェネシー・アベニューの交差点にある横断歩道だ。多くのアメリカの人気スターが立ってきた横断歩道で、BTSもパフォーマンスすることになった。
11月末に、オフラインコンサートのためにアメリカに渡っていたBTSが路上パフォーマンスする様子を撮影した動画や写真がSNSで拡散され話題に。12月17日に番組の公式YouTubeでフル動画が公開された。
通行人を笑顔に
この企画では、街中の横断歩道が青信号になるとセットが持ち運ばれ、その場でパフォーマンスを披露。赤信号になるとそこから退散する。
コーデンはプロデューサー風にヘッドフォンやサングラスをつけ、BTSに指示を出している。BTSはこれまでにも何度も『レイトレイトショー』に出演。コーデンは、横断歩道から退散するメンバーのJIMINをおぶり、またメンバーもセットの片付けを手伝うなどし、親しげな様子を見せている。
BTSは、「Butter」「Permission to Dance」「Dynamite」の3曲を披露。最初は困惑した表情を見せている通行人たちだが、「Permission to Dance」では国際手話を取り入れた振り付けを、車の窓から身を乗り出して一緒に踊る人々も見られる。
動画が公開されると「とっても素敵。笑顔になる」「セットの片付けを手伝うメンバーの優しい振る舞いにほっこりする」「この場所で、韓国出身のBTSがパフォーマンスするのは感慨深い」など反響が寄せられている。