12月10日夜から11日にかけて、謎のワード「iPhoneシャワー」や「iPhoneシャワーの年末調整」がTwitterでトレンド入りしています。
実はこの「iPhoneシャワー」、トレンド入りするのは初めてじゃないんです。ユニークなこの言葉が生まれた経緯をまとめました。
「iPhoneシャワー」とは?
「iPhoneシャワー」という言葉が生まれるきっかけになったのは、ゲームやアニメなどのメディアミックス作品「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の三船栞子役などで知られる人気声優・俳優の小泉萌香さんのツイートでした。
小泉さんは2021年2月7日、ぼやけた自身の写真とともに「これ修理出さんと治らんやつ?」と、iPhoneのカメラが不調だとつぶやきました。
その後、声優仲間が、なぜ水没したのか尋ねると、「iPhoneシャワーで洗ってるからかな…」とツイート。
防水機能がついているから洗っても大丈夫だと思ったとつぶやくと、「いったいなぜシャワーで洗おうと…?」といった困惑や驚きのツイートが多く投稿されました。「自分も水でiPhoneを壊したことがある」といった共感の声もあり、「iPhoneシャワー」がトレンド入りしました。
再びトレンド入り、なぜ?
再びトレンド入りしたきっかけは、「ラブライブ!」で共演する前田佳織里さんが、12月9日の夜にニコニコ動画で行った生配信です。
視聴者から募った言葉を組み合わせ、「来年の3月に、海辺で泳ぐ小泉萌香さん」というお題で即興劇を演じ、iPhoneシャワーという単語を入れると、「懐かしい」といった声が多く、再びトレンド入りを果たしました。
また2月に、小泉さんになぜ水没したのか尋ねた声優の佐藤日向さんが、年末に再びトレンド入りしたことにかけ「昨日はiPhoneシャワーの年末調整入ったのか」とつぶやくと、今度は「iPhoneシャワーの年末調整」がトレンド入りをしました。
前田さんは「正直すまんかったと…思っている…🙏」と投稿。
小泉さんは前田さん関連のアカウントに「真犯人だ🤡(名探偵)」と呟くなど、仲睦まじい様子を見せています。
iPhoneの防水機能はどれくらい?シャワーは大丈夫?
Appleによると、 iPhone7以降のシリーズは、防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えていると言います。特にiPhone12以降のシリーズでは、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級とされ、水深6メートルで最大30分間の使用に適合されていると言います。
ただ、それらの性能は永続的に維持されるものではなく、水濡れによる損傷は基本的に、保証の対象外となります。
また、iPhone にシャワーやサーフィンなどで、水圧が強い水や流速が大きい水をかけること、iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴することなどはしないよう、呼びかけています。