立憲民主党の代表選が11月30日に投開票され、泉健太氏(47)が新代表に選出された。
泉氏は12月1日午後、党本部で記者団に対し、新執行部の人事案を発表。党運営の要となる幹事長に、代表選を戦った西村智奈美氏(54)を起用する意向を表明した。
泉氏は選挙戦で、自らが代表に就任した場合は「執行役員の半数を女性にする」と掲げていた。
11月19日の告示後の共同記者会見では、「私が執行部を構成することができれば、男性、女性を限りなく半々にしていく」と表明。「男性で育ってきた、女性で育ってきた、もちろん性別がさまざまな方がおられるという前提だが、生きづらさがどんなところにあるのかは違うはずだ。多様な視点があるということが大事だ」と語っていた。
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11月30日に代表に選出された後の記者会見でも、「『執行役員会の構成メンバーの半分を女性に』ということを打ち出してきた。これを目指して役員構成をしていきたい」と語っている。
立憲民主党の枝野幸男前代表時代の執行役員会の構成メンバーは10人で、以下の通り(代表をのぞく)。
代表代行
代表代行
代表代行
常任幹事会議長
幹事長
政務調査会長
国会対策委員長
組織委員長
企業・団体交流委員長
参議院議員会長
枝野幸男前代表の執行部では女性は10人中2人で、代表代行の蓮舫氏と常任幹事会議長の田名部匡代氏だった。
泉代表が決めた、12月5日時点の執行役員は以下の通り。
(執行役員)
代表代行 逢坂誠二
幹事長 西村智奈美
選挙対策委員長 大西健介
政務調査会長 小川淳也
国会対策委員長 馬淵澄夫
【UPDATE】朝日新聞によると泉健太氏は12月4日、男性6名、女性6名の執行役員を起用する考えを示した。本文の一部を修正しました。(2021/12/5 9:10)