立憲民主党、新代表に泉健太氏を選出。決選投票で逢坂誠二氏を破る【立憲代表選】

11月30日午後に開かれた臨時党大会で、代表選が投開票された。
泉健太氏
泉健太氏
時事通信社

枝野幸男前代表の後任を選ぶ立憲民主党の代表選が11月30日に投開票され、立候補していた泉健太氏(47)が新しい代表に選出された。

11月19日に告示された代表選には、泉氏のほか、逢坂誠二・元首相補佐官(62)、小川淳也・国会対策副委員長(50)、西村智奈美・元厚生労働副大臣(54)が立候補していた。

1回目の投票で過半数を獲得する候補者はおらず、上位だった泉氏、逢坂氏の2人による決選投票が行われた。決選投票で泉氏が205ポイント、逢坂氏が128ポイントだった。

1回目の投票では、党所属の地方議員や一般党員などからなる「地方票」では泉氏がトップの93ポイント、逢坂氏が86ポイント、小川淳也氏が61ポイント、西村氏が46ポイントだった。国会議員などの票を合わせると、逢坂氏は148ポイント、小川氏は133ポイント、泉氏は189ポイント、西村氏は102ポイントだった。

前代表を務めていた枝野氏は11月2日、10月31日に投開票された衆院選で立憲の議席数が公示前より下回ったことを受け、代表職を辞任する意向を表明していた。

注目記事