スポーツの試合中、犬が乱入するのはよくあっても、野生のキツネが乱入するのは珍しいかもしれません…。
アメリカアリゾナ州のテンピで行われた、南カリフォルニア大学(USC)対アリゾナ州立大学のアメリカンフットボールの試合。白熱するなかフィールドに突如現れたのは、大きなしっぽのキツネでした。
キツネは人々の間を縫って駆け回ると、ジャンプして壁を越え、観客席の階段をものすごいスピードで駆け上っていきました。その様子に、観客たちも釘付けの様子。実況者たちも「動物がいます。ネコ…?」「ネコではありませんね」「キツネだ!」などのやりとりをして驚いているようです。
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NBCロサンゼルスによると、キツネはしばらく席の下に隠れたあとに再び階段を降り、フィールドに戻ってきたといいます。職員がキツネを囲い込むなどし、ゲームは遅れが生じることになりました。その後、キツネは会場をあとにしたようです。
キツネの乱入は、実はこれが初めてではないといいます。
アリゾナ州立大学の広報担当は、NBCロサンゼルスの取材に対し、スタジアムの隣にキツネの家族が住んでおり、食べ物を探してスタジアムをうろついていることがよくあると話しています。
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試合に勝利したアリゾナ州立大学は、試合後に「キツネはサンデビルズ(チーム名)が勝つと言っていました」とキツネの写真とともにTwitterに投稿しました。