気持ち良くてずっと見ていられそう...
岡山県内の図書館がシェアしたある動画が話題になっています。
笠岡市立図書館は10月下旬、Twitterで「小学生からの『本にフィルムをはるところが見てみたい!』というリクエストにこたえて」とつづり、職員が本の表紙に透明のフィルムを貼る動画を投稿しました。
動画では、フィルムにハサミで切れ込みを入れ、空気が入らないよう大きめの定規を使ってフィルムを丁寧に貼る工程が紹介されています。
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みるみるうちに本が透明フィルムに覆われていく様子が、とっても気持ちいい...!
館長によると、笠岡市内の小学生たちが10月に社会科見学で同館を訪れた際、ある生徒から「本にフィルムカバーをかけるところを見てみたい」という要望が寄せられました。見学中は時間が限られているためすぐにはリクエストに応えられませんでしたが、子どもたちがいつでも見たい時に見られるよう作業風景の動画をネット上で公開したといいます。
館長は「本によっては100回も200回も貸し出されるため、カバーを付けるのと付けないのとでは傷み方も全く違ってきます」として、フィルムの汚れ防止効果を強調します。
ツイートには1万6000を超えるいいねが付き、「美しいお仕事に感動です」「ずっと見ちゃう」「本を大事にしてもらえばと思い、子どもと一緒に見ました」などのコメントが寄せられています。
「図書館の職員が日々やっている仕事を知ってもらえたらいいなと思います。動画を参考に実際にカバーを貼ってみて、一番やりやすい方法を見つけてもらえたらうれしいです」(館長)
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笠岡市立図書館はこのほか、カバーの付いた文庫本や、薄めの冊子にブッカーかけをするバージョンの解説動画も公開しています。