10月31日に投開票された衆院選で、「戦後3番目の低さ」と報じられた投票率。
総務省のまとめによると、小選挙区の投票率は55.93%、比例代表は55.92%だった。前回2017年の衆院選は小選挙区、比例代表ともに53.68%で、小選挙区では2.25ポイント上昇した。
では、18歳、19歳の有権者の投票率はどうだったのか。
総務省が公表した188投票区を抽出して調査した速報値によると、18歳の有権者の投票率は51.14%、19歳の有権者は35.04%で、前回衆院選よりいずれも高い水準となったことがわかった。
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10代の投票率としてみると、43.01%だった。
前回衆院選では、18歳は47.87%、19歳は33.25%で、10代の投票率としては40.49%だった。
公職選挙法の改正で、2016年の参院選から18歳以上も投票が可能になり、この参院選では18歳が51.28%、19歳が42.30%だったが、2019年の参院選では18歳が35.62%、19歳が28.83%と落ち込んでいた。
【10代の投票率一覧】
■2016年参院選
18歳:51.28%
19歳:42.30%
10代:46.78%
(全体:54.70%)
■2017年衆院選
18歳:47.87%
19歳:33.25%
10代:40.49%
(全体:53.68%)
■2019年参院選
18歳:35.62%
19歳:28.83%
10代:32.28%
(全体:48.80%)
■2021年衆院選(速報値)
18歳:51.14%
19歳:35.04%
10代:43.01%
(全体:55.93%)