子どもの頃、川で夢中になった、石で水を切るあの遊び…。
「水切り」に適した石を運ぶ「水切り石専用バッグ」を「土屋鞄製造所」(本社・東京都足立区)が制作した。
バッグは名前の通り、丸い手のひらサイズの石を運ぶために設計され、石がピッタリ収まるように加工された収納が5つ、ベルトで繋がれている。
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石を取り出しやすいよう、なめらかな手触りのレザーを使用。革を立体にする高度な「職人技」が生かされているという。
石を投げるときには、開け口が下向きになるようベルトを巻くことで、片手でスムーズに石の出し入れができるようになっている。同社は「水切り石のプロの使用シーンをイメージした実用的な機能性を備えています」とアピールしている。
「スイカ」「雪だるま」に続く4作目
これは、同社が2020年7月から始めた、自分だけの運びたい鞄を考える「運ぶを楽しむ」シリーズの4作目。広報担当者によると、今回は普段は鞄を作っている職人が、子どもの頃に水切りに夢中になったことを思い出して作ったという。
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これまで開発したスイカバッグや雪だるまバッグもSNSで話題が広がった。SNSでは今回も「需要があるかわからないけど、欲しい」「やる気満々な感じが好き」「最高な遊び心」「企画に小学生がいるとしか考えられない」といった反響が広がっている。
水切り石専用バッグは1点もの。販売はしておらず、10月7日から31日まで渋谷店で展示される。