『キャッツ』作曲家、映画の出来に心を痛めて犬を飼い始めたことを明かす

ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーは映画『キャッツ』を見て、「『なんてことだ』と思って、70数年生きてきて初めて犬を買いにいったんだ」と話している。

ミュージカル『キャッツ』や『オペラ座の怪人』を生み出してきた作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、映画『キャッツ』を観て、その出来に心を痛めて犬を飼い始めたとVarietyのインタビューに明かした

映画『キャッツ』は、アカデミー賞の受賞歴もあるトム・フーパー氏が監督を務めた。テイラー・スウィフトやジュディ・デンチ、イアン・マッケランなど有名歌手や有名俳優を起用し、映画のためにロイド=ウェーバーが作曲、テイラー・スウィフトが作詞した新曲もあった。2019年に公開されたが、デジタル技術によって俳優にCG処理をほどこした映像などが不評を買った。

ロイド=ウェバーはインタビューで、「『キャッツ』はすべてが間違っていた」と語り、「なぜ音楽があるのか、まったく理解されていませんでした。私はこの作品を見て、『ああ、なんてことだ』と思いました。この地球上で70年数年生きてきて初めて、犬を買いに行ったんだ」と明かした。

「だからあの映画が生んだただ一つのいいことは、私の小さなハバニーズの子犬だけ」とも付け加えている。

 ロイド=ウェバーの公式Instagramでは、愛犬「モヒート」との仲睦まじい様子が投稿されている。

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