自民党総裁選は決選投票の末、岸田文雄・前政調会長(64)が新総裁に選ばれた。
その後の両院議員総会で当選後初のあいさつに立った岸田氏は、自身の「特技」に触れ今後の抱負を語った。
岸田氏は「多くの皆さんが政治に国民の声が届かない、あるいは政治が信じられないと切実な声を上げておられました」と立候補の動機を改めて説明。今後行われる予定の衆議院選挙や来年の参議院選挙に向け「ノーサイドです。全員野球で、自民党が一丸となって臨んでいこうではありませんか」と呼びかけた。
そしてコロナ対策や数十兆規模の経済対策、さらに新しい資本主義や自由で開かれたインド太平洋の実現、少子化対策といった課題を挙げ「早速今日から全力で走り始めます。是非一緒に走っていただきたい」と話した。
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最後には「岸田文雄の特技は、人の話をしっかり聞くということであります。是非皆さんと一緒に開かれた自民党、そして明るい日本の未来を目指して努力をする覚悟であります」と締めくくった。