2022年のW杯カタール大会への出場を懸けたアジア最終予選が幕を開ける。
7大会連続での出場を目指す日本は9月2日、オマーン代表と対戦する。9月に開催される試合日程や見どころ、放送時間などを整理する。
五輪世代も続々選出された最終予選
7大会連続出場を目指す日本はオーストラリア・サウジアラビア・中国・オマーン・ベトナムと同組のグループBに属している。前回のW杯ロシア大会ではベスト16に進出した日本だが、油断はできない。
最終予選に出場する12カ国は、6チームずつ2つのグループ(A・B)に分かれ、ホーム&アウェー形式で10試合を戦う。各グループの首位と2位の計4チームはW杯への出場権を無条件で獲得できる。
一方、各グループで3位だったチームは「プレーオフ」を戦い、その勝者はさらに「大陸間プレーオフ」を経て、W杯出場を目指すことになる。
今大会のアジア最終予選には、東京五輪でも躍動した久保建英(マジョルカ)や堂安律(PSV)、中山雄太(ズウォレ)、冨安健洋(アーセナル)、谷晃生(湘南ベルマーレ)らも選出された。
五輪でも主将を務めた吉田麻也(サンプドリア)を中心に、ベテラン勢と若い世代の選手の力が融合されたチーム構成となっている。
9月テレビ放送はホーム戦のみ。アウェー戦なし
日本は9月2日にオマーンと大阪の市立吹田スタジアムで対戦し、7日にカタールで中国代表と戦う。このうち、テレビ放送があるのは、2日のオマーン戦のみとなる。
2日のオマーン戦のテレビ放送は、以下の通り。
テレビ朝日系列
放送時間:午後6時45分~午後9時15分(※一部地域は異なる)
解説:松木安太郎さん、内田篤人さん
実況:吉野真治アナウンサー(テレビ朝日)
キックオフは午後7時10分の予定。ちなみに、試合後のインタビューは内田篤人さんが務める予定となっている。東京五輪の際にも選手の本音と素顔を引き出すインタビューが話題となっていた。
アジア最終予選の試合全日程は、以下の通り。(※2021年9月1日時点)
第1節:9月2日、第2節:9月7日、第3節:10月7日、第4節:10月12日、第5節:11月11日、第6節:11月16日、第7節:2022年1月27日、第8節:2022年2月1日、第9節:2022年3月24日、第10節:2022年3月29日
アジア最終予選、招集選手一覧
アジア最終予選の招集メンバーは以下の通り。(※9月1日時点)
GK
川島永嗣(ストラスブール)
権田修一(清水エスパルス)
谷晃生(湘南ベルマーレ)DF
長友佑都(無所属)
吉田麻也(サンプドリア)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
酒井宏樹(浦和レッズ)
山根視来(川崎フロンターレ)
室屋成(ハノーファー)
植田直通(ニーム)
中山雄太(ズウォレ)
冨安健洋(アーセナル)
昌子源(ガンバ大阪)※追加での招集MF
原口元気(ウニオン・ベルリン)
柴崎岳(レガネス)
遠藤航(シュトゥットガルト)
伊東純也(ヘンク)
南野拓実(リヴァプール)
守田英正(サンタ・クララ)
鎌田大地(フランクフルト)
堂安律(PSV)
久保建英(マジョルカ)FW
大迫勇也(ヴィッセル神戸)
古橋亨梧(セルティック)
来年に迫ったW杯本大会に向け、熾烈な戦いがいよいよ幕を開ける。