『SUPERSONIC』大阪公演中止「2カ所では公演が不可能と判断」
9月18、19日に千葉・ZOZOマリンスタジアムと大阪・舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)で開催される『SUPERSONIC』について、事務局が19日の大阪公演を中止すると30日、公式サイトで発表した。
公式サイトでは「SUPERSONICの開催日まで19日となりました。アメリカではロラパルーザが開催されて、週末にはイギリスでのレディング/リーズ・フェスティバルが行われました。日本ではまだそのようなWITHコロナでの大規模な開催は無理ではありますが、さまざまな課題と向き合いながら海外アーティストのライブがこのフェスからスタート出来るようにと洋楽プロモーター一丸となり今まで交渉してきました」と説明した。
「そして、海外アーティストの出入国に関してはVISAの発給がとうとう認められて、来日予定の10アーティストに連絡されました。2020年3月から1年半の間、殆(ほとん)ど閉ざされていたミュージシャンの来日公演がようやく再開しようとしています」としたが、「ここでSUPERSONICの大阪に関してはキャンセルになる事を発表させていただきます。現在大阪への国際線の乗り入れ便が縮小されている中で、隔離期間の確保と東京への移動を含めた制約もあり、アーティストサイドもさまざまな調整を試みてくれましたが、結果2カ所では公演が不可能であるという判断になりました」としている。
「大阪でのフェスティバルの開催を楽しみにしていた皆さまには、心よりお詫び申し上げます。そして開催に向けて準備を進めていただいたスタッフの皆さま、及び関係者の皆さま、同じ目標に向かっていたのにすみません」と謝罪。「来年のサマーソニックは必ず大阪に帰ります」と記した。また大阪公演のチケット払い戻し方法について、後日詳細を案内するという。
また18日に千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催予定の公演に関して「アリーナスタンディング、スタンド自由席での開催予定でしたが、アリーナにも席を配置しての全席自由での開催になります。来場される方々がより安全な距離を保てるように、ライブに集中できるようにという判断の基での変更になります。ご理解ください」としている。
【関連記事】