大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は8月20日(現地時間)、インディアンス戦に「1番・DH」で先発出場し、4試合連続のヒットを放った。19日にはタイガース戦で40号目となるホームランを打ち、投手としても8勝目を挙げた。
そんな絶好調の大谷選手を、ある人物が大絶賛している。
MLBの公式サイトが20日にアップした記事で、「私はおそらく彼の1番のファンだ」と語ったのは、CC・サバシア氏だ。大リーグのヤンキースやインディアンスで活躍し、通算6度もオールスターに選ばれ、2007年にはアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した。2019年に引退した。
「タイマーをセットして」試合を見ている
記事によると、サバシア氏は、2018年に大谷選手が大リーグデビューして以来のファンだという。大谷選手のプレーを初めて見たとき、「私が今まで見た中で最高の選手だ」とコメントすると、周りに驚かれたと振り返った。
サバシア氏は「私は東海岸に住んでいるので、試合を見るためにタイマーをセットしなければならない。私はおそらく彼の最も熱烈なファンだ」と語った。
今年7月には、自身がホストを務めるポッドキャストのTwitterで、大谷選手との笑顔の2ショット写真を投稿していた。
「私がこの男を愛する理由」
大谷選手の何が突出しているかを問われたサバシア氏が明かしたのが「スピードと大きさ」だった。大谷選手は今季、18の盗塁を重ねている。
サバシア氏は2019年に実際に大谷選手を見るまでそのことに気づかなかったという。セカンドにゴロを打ったがセーフになったことや、95マイルの速球もホームランにした様子を見たようで、「彼にできないことは何もない」「彼が健康を維持している限り、今後何年にも渡って注目すべき特別な存在になるでしょう」と称えた。
さらに、サバシア氏が「私がこの男を愛する理由」として挙げたのが、二刀流として活躍するその姿だ。
「彼はすべての子どもがやりたいことをやっています」「大谷は文字通り、メジャーリーグでリトルリーグをプレーしている」と語った。