NHKの朝ドラ『おかえりモネ』に出演している西島秀俊さんと内野聖陽さん。
2人は、2019年放送のドラマ『きのう何食べた?』(よしながふみさん原作)で同性カップル役でW主演。両作とも、脚本を安達奈緒子さんが務めていることもあり、朝ドラでの「再会」に、視聴者からは期待の声があがっていた。
8月19日の放送回で、ついに実現する。
2人が演じるのは、主人公モネの上司と父親
『おかえりモネ』で西島さんが演じるのは、主人公・永浦百音(清原果耶さん)が働く気象予報会社ウェザーエキスパーツの上司・朝岡覚役。テレビで有名な気象キャスターで、新しいことにどんどん挑戦していくキャラクターだ。
一方、内野さんは百音の父親・耕治を演じており、離れて暮らす百音のことをいつも気にかけている。
朝岡は東京の気象キャスターで、耕治は宮城県の銀行員。これまで耕治がテレビに映る朝岡を見るという「画面越し」での2ショットは見られたが、2人が同じシーンで共演することはなかった。
NHKの公式サイトなどで第14週「離れられないもの」の予告編が公開された時には、2人が本作で初めて同じシーンで共演していることが明らかになり、話題を呼んだ。
8月18日の放送回では、耕治が家業であるカキの品評会のために上京し、百音にも会いにくる。最後は、ウェザーエキスパーツを訪れた耕治が、朝岡を見つけて驚いた表情を見せるシーンで終了した。
「ついにシロさんとケンジが・・・!!」
放送後は「おかえりモネ」や「シロさん」などがTwitterのトレンド入り。「ケンジとシロさん、ついに再会!」「これで次回への引きを作るNHKわかってる」などのコメントが寄せられた。「シロさん」は西島さんが、「ケンジ」は内野さんがそれぞれ『きのう何食べた?』で演じた役名だ。
また、11月公開予定の劇場版『きのう何食べた?』の公式Twitterも、「ついにシロさんとケンジが・・・!!」と投稿し、「いいね」を1万以上集めた。
共演シーンのあらすじは?
19日放送の第69回のあらすじによると、2人は世間話などを交わし、さらに朝岡は耕治に、自分の大切な考えや悩み、後悔を打ち明ける。一方の耕治も、自分のこれまでの経験について語り始めるという重要なシーンのようだ。
主人公・百音を支える重要なポジションを演じる西島さんと内野さん。どんな共演シーンになるのか、注目が集まる。