プロ野球・東北楽天の田中将大投手が8月15日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、北海道の駒大苫小牧高校のエースとして臨んだ“高校最後の夏”の秘話を公開した。
最後の“夏の甲子園”を前にチームの「主将」を交代した理由を明かし、野球ファンの間で話題となっている。
あの高3の夏、主将を交代した理由は?
動画では「高3夏の甲子園!今まで話さなかったウラ話」というタイトルで、当時を振り返った田中投手。捕手から投手に専念した経緯や高校時代の雪の中での練習秘話など次々と自らの口で語っていった。
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話題は2年秋から主将を交代した理由に移ると、田中投手は次のように話した。
(2年の秋から)ずっとキャプテンをやってきてましたけど、(最後の夏の)タイミングでの入場行進。前年の優勝校のキャプテンが優勝旗を持つんです。あれって何十キロもあるんですよね。それを持ってグラウンドを回らないといけないんで。ピッチャーで、もし抽選で開幕試合とかを引いていたら、「それをやった後にお前投げられないから」と監督から相談されて、「ここまでキャプテンやってくれたけど、これ(優勝旗を持っての入場行進)があるから、キャプテン代えないか?」と言われて...
田中投手は主将の交代について、「最後の最後、良いところでキャプテン俺代わるの?みたいなのはありました」としながらも、チームに迷惑が掛かる可能性があることを考えて承諾したと語った。
その後、当時4番を任されていた本間篤志さんに主将を交代したが、「ここまでやったの俺やぞ」という気持ちを内心抱いていたことを明かしていた。
野球ファンからは「キャプテン代わったエピソード初めて聞きました」「知らなかった。あの決勝からずっとファンです」などと様々なコメントが自身のチャンネルに寄せられていた。
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