東京オリンピックが閉幕し、海外の選手団や記者らが続々と帰国している。
そんな中、大会期間中に日本のコンビニアイスを絶賛していたシンガポールの放送局『CNA』のマシュー・モハン記者のTwitterの投稿に反響が寄せられている。
日本人に感謝を述べた上で、あることを“謝罪”。いったい、どういうことなのか。
マシューさん、謝らなくていいんですよ...
マシュー記者は8月9日、Twitterで「親愛なる日本人の友人やフォロワーの皆様。今日はシンガポールに戻ります。私をサポートしてくれてありがとう。日本人のおかげで、このオリンピックは素晴らしいです」と感謝を綴った。
だが、これに続けて「すみません、アイスクリームを全部食べられません。でもすぐに戻ってきたいです。どうもありがとうございます!!!」と“謝罪”していた。
マシューさんはなぜ、“謝罪”をしていたのだろうか。
日本のコンビニアイスを絶賛したら...
実は、その“理由”は同じくTwitterにあった。
マシューさんは8月2日、「スポーツと東京オリンピックの話題から離れますが、昨晩、最高のコンビニアイスを発見しました」と投稿し、森永製菓が販売する『チョコモナカジャンボ』を紹介して絶賛。
これに多くの人が反応し、Twitterの返信ではマシューさんにオススメのアイスを紹介するツイートが数多く寄せられた。
マシューさんはそのほか、明治が販売する「スーパーカップSweet’s 白桃のタルト」や、ロッテが販売する「スイカバー」を食べた感想も投稿するなど、日本のコンビニアイスに親しんでいたようだ。
しかし、さすがに勧められたもの全てを食べきることが出来なかったようで、先のように“謝罪”していたのだ。
Twitterでは「取材お疲れ様でした」「また日本にアイスを食べに来てくださいね」「日本に関心を持って発信してくれてありがとう」「改めて環境に感謝したいと思わされました」などと多くの人から労いの言葉や反響があった。
大会期間中、コンビニのアイスやおにぎり・即席麺など、日本人には当たり前のものが海外記者の目には新鮮に映っていたようだ。
きっかけが何であれ、日本に親しみを持ってくれたなら、なによりである。