![決勝トーナメント準決勝・サッカー日本代表のスターティングメンバー](https://img.huffingtonpost.com/asset/6109ef0a3b00007891ecde11.jpg?ops=scalefit_720_noupscale)
決勝トーナメント・準決勝で延長を含む120分の死闘の末、惜しくも0-1でスペインに敗れたサッカー男子日本代表。
銅メダルをかけた「3位決定戦」に回ることになった。東京五輪での戦いはあと1試合。1968年のメキシコシティ五輪以来の銅メダルをかけ、最後の大一番に挑む。
試合日程や放送時間、注目選手などを整理する。
主将の吉田麻也「メダリストになりたい」
スペインとの準決勝は、ボール支配率で上回るスペイン陣の攻撃に対し日本が集中した守備を見せ、0-0のまま延長戦へ。
しかし延長後半10分、途中出場のマルコ・アセンシオ選手(スペインのレアル・マドリード所属)に先制ゴールを決められた。試合終盤には猛攻を仕掛けるも及ばず、無情にも試合終了のホイッスルがピッチに鳴り響いた。
激闘の直後、チームのキャプテンを務める吉田麻也選手はメキシコとの3位決定戦に向け、インタビューでこのように話した。
「相手(メキシコ代表)も延長して戦っていますし、ここまで来たら気持ちの問題だと思うので、あまり精神面を話すことは好きではないですけど、ここからはメダルが取りたいという気持ちが強い方が勝つと思うので。2日間良いリカバリーをして、最後はやっぱりメダリストになりたいです」
![試合終了直後、ピッチに倒れこむ吉田麻也選手](https://img.huffingtonpost.com/asset/6109f4763b00003189ecde16.jpg?ops=scalefit_720_noupscale)
また、ここまでチームを牽引している久保建英選手は、次のように語っていた。
「何もないですね。(スペイン戦は)出すこと全てやって負けたので、涙も出てこないですし。うん、なんでしょう…まぁ次(3位決定戦)ですね」
幼少期をスペインで過ごし、現在もスペインリーグでプレーするだけに、思い入れの強かった準決勝で敗れたことでの喪失感は計り知れない。
![予選・決勝トーナメントと、ここまでチームの攻撃面を牽引してきた久保建英選手](https://img.huffingtonpost.com/asset/6109f5ef2600006298524b17.jpg?ops=scalefit_720_noupscale)
メダルをかけた運命の一戦、試合日程と放送時間は?
銅メダルをかけた「3位決定戦」の対戦相手はメキシコだ。日本は予選リーグ第2戦で対戦し、堂安律選手と久保選手のゴールで2-1で勝利をおさめている。一度対戦した相手との再戦となる。
試合日程と放送時間は、以下の通りだ。
【3位決定戦】
8月6日 午後6時〜 NHK Eテレ
メキシコは予選リーグを日本と同じグループAを2位で勝ち上がった後、準々決勝で韓国に6-3の快勝し準決勝に進出。準決勝ではブラジルと対戦し、延長でも決着つかずPK戦の末に敗れた。
一度勝利している相手とはいえ、気が抜けない戦いになる。
![オーバーエイジ枠でチームに招集され、キャプテンを務める吉田麻也選手](https://img.huffingtonpost.com/asset/610a11c64100003f9281d28d.jpg?cache=LYI0tgCmkm&ops=scalefit_720_noupscale)
警戒すべき選手は数多くいるが、セバスティアン・コルドバ選手は準々決勝の韓国戦で2ゴールをあげている。
また、ゴールを守る守護神・GKのギジェルモ・オチョア選手は4大会連続でW杯の代表メンバーに選ばれている経験豊富なプレイヤー。今回は「オーバーエイジ枠」で招集されキャプテンを務めている。
この試合に勝てば、日本は1968年のメキシコシティ五輪以来53年ぶりの銅メダルを獲得する。2012年のロンドン五輪では3位決定戦で韓国に敗れて4位に終わった。
悲願のメダルへ。東京五輪最後の戦いに注目が集まる。
【Update 2021/8/6 10:00】サッカー男子3位決定戦の放送時間を更新しました。当初は午後8時と発表されていましたが変更されたためです。
![日本の背番号「10」の堂安律選手のゴールに期待がかかる](https://img.huffingtonpost.com/asset/610a03723b00007791ecde21.jpg?ops=scalefit_720_noupscale)