新型コロナの影響を受け、東京オリンピックではマスクは欠かせないアイテムになりました。
表彰式では、表彰台での写真撮影のために最大30秒間外すことが認められていますが、選手は多くの場面でマスクを着用。
選手たちの個性的なマスクに注目が集まっています。
ネコが好きすぎて…。
競泳男子100メートル背泳ぎと200メートル背泳ぎで金メダルに輝いたROC(ロシアオリンピック委員会)のエフゲニー・リロフ選手。
インスタグラムにネコとの2ショットを投稿するなど、ネコ好きで知られているというリロフ選手は、オリンピックでもネコを模したマスクを着用。
しかし、ロシア通信によると、表彰式にも猫マスクで参加しようとしたところ、大会組織委に認められませんでした。リロフ選手は「泣きたい」とコメント。マスクはガールフレンドからプレゼントされたものだといいます。
「めちゃくちゃ強そう」。人気アメコミキャラのマスク
陸上女子砲丸投げで銀メダルを獲得したアメリカのレーベン・ソーンダーズ選手は、予選ではDCコミックスのヴィラン「ジョーカー」、決勝戦ではマーベル・コミックのヒーロー「超人ハルク」など、アメコミの人気キャラクターを模したマスクで登場しました。
ソーンダーズ選手はメンタルヘルスの問題を抱えていると明かしており、「超人ハルク」に共感する思いがあるといいます。「超人ハルク」は、怒りの感情をコントロールし、その強力なパワーを制御しながら人々を守るヒーローとして活躍するキャラクター。ソーンダーズ選手は、自身とハルクを重ね、精神面をコントロールする方法を身に付けたと語っています。
ソーンダーズ選手のマスク姿は日本でも話題となり、「めちゃくちゃ強そう」「迫力すごい」などの声があがりました。
アメリカ選手団のマスクも話題
アメリカ選手団が着用しているマスクにも、注目が集まっています。
マスクはNIKEが製作したもので、オリンピックの特別仕様として、白地に「USA」の文字があしらわれています。プリーツが特徴的で、NPRによると、日本の折り紙のひだを彷彿とさせるデザインを施したそう。