海外の五輪レポーター、コンビニおにぎりの開け方に大苦戦。「助けて」と呼びかける【東京オリンピック】

日本の人々が丁寧に教えてあげる、そんな優しい世界が広がっていました。動画からは、「ある問題」も見えてきました。
日本のコンビニおにぎりを正しく開けるのに苦労するアナスタシア・バクシスさん
日本のコンビニおにぎりを正しく開けるのに苦労するアナスタシア・バクシスさん
アナスタシア・バクシスさんのTwitter

「助けてください」

カナダの放送局で東京五輪レポーターを務めるアナスタシア・バクシスさんが7月27日、自身のTwitterに動画を投稿し、このように助けを求めた。

日本のコンビニのおにぎりの「開け方」が分からず苦戦していたのだ。動画を見た人はなんとかバクシスさんを助けようと、次々と反応を寄せた。

元オリンピアンのレポーター、日本のおにぎり「大好物」だけど...

東京五輪でカナダの放送局のレポーターを務めているアナスタシア・バクシスさんはスピードスケートの元選手。五輪にも2度出場経験がある
東京五輪でカナダの放送局のレポーターを務めているアナスタシア・バクシスさんはスピードスケートの元選手。五輪にも2度出場経験がある
Getty Images

カナダの放送局『CBC』で東京五輪のレポーターを務めているバクシスさんは、実は元アスリートだ。

スピードスケートの元選手で、2010年のバンクーバー・2014年ソチと冬季五輪に過去2度の出場経験がある。

「どこが間違っているか教えて」の声に応える日本のみなさん

おそらく、以前にも食べたことがあるのだろうか。

バクシスさんはTwitterに投稿した動画で「こちらが日本での私の大好物です。値段は1ドルくらいのライスボールです」と日本のコンビニエンスストアで販売されているツナマヨネーズのおにぎりを紹介。

ところが、上手な開け方が分からないようで、「私は本当に下手なので、どこが間違っているのか誰か教えて下さい」と助けを求めていた。

助けてください #Tokyo2020 🙏🙏🙏 pic.twitter.com/mo8wpQYDfG

— Anastasia Bucsis (@anastasure) July 27, 2021

動画を見ると、左右の三角の角を強く引っ張ってしまったことでフィルムがうまく外れず、海苔が千切れてしまったようだ。

動画を見た人からは「最初の手順でもっと裏側まで引っ張った方がいいですよ」「左右を同時に引っ張らずに、順番に!」とのアドバイスや、「日本人の私でもたまに失敗します。外国の方には難しいよね」「やってあげたくなる」「おいしく食べられたかな?」「苦戦しているけれど、なんか和むなぁ」「日本食嫌いにならないでね」など様々な声が寄せられた。

返信の中には、丁寧に絵を描いて説明する人もいて、バクシスさんもコメントで感謝していた。

今回バクシスさんにアドバイスを送った人の中には、コンビニのおにぎりについて、「開け方の説明が足りないのでは」と指摘する人もいた。

実際にバクシスさんが開けようとしたものと同じおにぎりを購入してみた。

商品名には「Tuna Mayonnaise」と英語で表記があるものの、手順については、日本語での説明のみだった。

バクシスさんのように外国から来た人や子どもは、開けるのに苦労してしまうかもしれない。

バクシスさんがうまく開けられていなかったものと同じ、コンビニのおにぎり(セブンイレブンで販売されている「具たっぷり ツナマヨネーズ」)
バクシスさんがうまく開けられていなかったものと同じ、コンビニのおにぎり(セブンイレブンで販売されている「具たっぷり ツナマヨネーズ」)
HARUKA OGASAWARA

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