東京オリンピックのサーフィン男子準決勝で、日本の五十嵐カノア選手がブラジルのガブリエル・メジナ選手を下し、決勝進出を決めた。銀メダル以上が確定した。
サーフィンは急遽予定が変更され、五輪公式サイトによると決勝は27日(火)15時46分から実施される。
サーフィン決勝、どうやって見られる?
今大会から新たに採用されたサーフィン。
アメリカで生まれ、サーフィンのメッカとして知られるハンティントン・ビーチで育った五十嵐カノア選手は、金メダルの最有力候補として注目されている。
決勝は当初28日に実施される予定だったが、波のコンディションを検討し、予定が変更された。決勝は27日(火)15時46分から始まる。
テレビ中継は、番組表を確認する限り、27日12時30分時点で予定されていないが(※)、民放テレビ局のオリンピック公式動画サイト「gorin.jp」で決勝の模様がライブ配信される予定だ。また、NHKもオンライン上でライブ配信を行なっている。
サーフィン決勝、「gorin.jp」のライブ配信ページはこちら
【UPDATE 2021/7/27 15:05】日本テレビは、15時45分ごろに決勝を中継する予定。テロップで放送を予告した。
(※)テレビ中継の予定は、今後変更される可能性があります。テレビの備え付けのリモコンから、番組表を確認するようにしてください。
サーフィン、ルールは?
サーフィンでは、サーフボードを使って波に乗り、そのテクニックを競う。
オリンピックの本戦では、2人の選手が1ヒート(試合)を戦う。
東京オリンピック公式サイトによると、1ヒートは通常30分程度。その日のコンディションによって、テクニカルディレクターが時間を決定する。
選手はこの時間内に、25本までライディングできるという。そのうち最も点数の高い2本の「合計点」がそのヒートの結果となり、合計点が高い方が勝利する。
ジャッジは、技の難易度や革新性、積極性、スピード、パワーなどの要素を総合的に判断し、採点される。
東京オリンピック公式サイトによると、選手たちはより多くの波に乗り、多くの技を披露することよりも、「最も質の高い技を仕掛けるためにそれを可能にする波を慎重に選んで乗る」という。
なお、同じ波に複数の選手が乗ろうとした場合は、波の頂点(ピーク)に最も近い選手がその波に乗れる「優先権」を持つ。
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新競技の初代王者は誰になるか、注目が集まる。