開幕し、早くも日本勢のメダルラッシュとなっている東京オリンピック。
一方、海の向こうではメジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の活躍が引き続き注目を集めている。日本時間の7月25日に行われたミネソタ・ツインズ戦に「2番・DH」で先発出場すると、4打数2安打と躍動した。
この試合での大谷選手の味方選手へのある振る舞いに反響が寄せられている。何が起きたのか。
「大記録」がかかった試合だった
この日の試合、主役は大谷選手ではなく、同じくエンゼルスのパトリック・サンドバル投手だった。
2点の援護を守りながら9回1アウトまでノーヒットに抑える快投。
だが、「ノーヒットノーラン」まであと2アウトというところで後続の打者に2塁打を打たれ、惜しくも大記録の達成とはならなかった。試合はエンゼルスが2-1で勝利した。
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そこに現れた背番号「17」。大谷選手の振る舞いに反響
ノーヒットノーランを逃した後、マウンドを譲ってベンチに戻ったサンドバル投手。
やや首をかしげるなど残念そうな表情を浮かべていると、大谷選手がサンドバル投手に駆け寄り、持っていたペットボトルの水を彼の頭にかけるフリをする。すると、サンドバル投手からわずかに笑みがこぼれた。
肩を落とす仲間を、自分なりの方法で労い励まそうとしたのだ。
その後、大谷選手はさりげなくサンドバル投手のすぐ隣に座った。
この大谷選手の振る舞いに対し、「優しさがある」「2人の仲の良さが伝わってくる」「大谷選手らしい励まし」「いたずらっ子に見えて仲間に対する愛がある」など様々な声が寄せられていた。
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投打二刀流の活躍が注目されるが、対戦相手や審判への振る舞いもこれまで話題となってきた大谷選手。チームメイトへの優しさも忘れていなかった。