東京五輪の参加で来日しているアメリカの女子体操チームは、大会期間中に「選手村」に宿泊しないことを決めた。複数の海外メディアが報じた。代わりにホテルに宿泊するとしている。
NBCによると、 コーチのセシル・ランディ氏は、7月19日にTwitterで「私たち全員で決めたことでもあります」と投稿。「オリンピックの経験にとって理想的ではないことはわかっていますが、パンデミック時には理想的なものは何もありません。ホテルであれば、選手や私たちの安全をより管理できると考えました」
Advertisement
アメリカ女子体操選手のうち、千葉県印西市内で事前キャンプをしていた1人の新型コロナウイルス感染が確認されている。
CBSによると、感染が確認された選手と、濃厚接触者となった別の選手の計2人は隔離されているという。
選手村では、20日までに3人の選手の新型コロナ感染が報告されている。
大会組織委員会は、NBCの取材に「個々のチームのパフォーマンスの決定についてコメントする立場にない」として、選手村からの「脱出」への見解を示さなかった。