エンゼルスの大谷翔平選手は日本時間の7月12日、敵地・シアトルで行われたシアトル・マリナーズ戦に「2番DH」で先発出場し、4打数2安打1四球でシーズン前半最後の試合を終えた。
3試合ぶりに複数安打を記録した大谷選手だったが、ネット上ではこの試合の「あるシーン」が話題となった。
大谷選手が抱きついた!?その「相手」とは
話題となった場面は、エンゼルスが3点をリードして迎えた7回。1アウト1塁で迎えた大谷選手の第4打席。
ライト方向へ引っ張った打球は、相手の1塁手を強襲。相手がボールを弾いてしまう間に1塁を駆け抜け内野安打となった。
大谷選手は1塁まで駆け抜けると、スピードを緩めていたものの、勢い余って1塁の塁審に接触してしまった。
MLBJapanが公式Twitterに投稿した映像を改めて見ると、大谷選手が塁審に抱きつくような格好になってしまった。だが、大谷選手からの突然の“ハグ”にも塁審は笑顔だった。
Twitterでは「大谷選手かわいいな」「全力プレーで勢い余ったんだね」との声があがった一方、「接触プレーは危険」「審判は立ち位置を考えるべきだったのでは」という意見もあった。
“投打の二刀流”の大谷選手。豪快なホームランやマウンドでの姿が印象的だが、実は「走塁」でもチームに数多く貢献している。
今季は日本時間・7月12日の試合終了時点で12盗塁を記録。
日本時間の7月3日の対オリオールズ戦では、同点で迎えた9回、味方のヒットで2塁からホームへ全力疾走。間一髪のタイミングでセーフとなり、サヨナラ勝利を好走塁で呼び込んだ。
常に全力でプレーする大谷選手。この姿勢も、ファンに愛される理由の1つかもしれない。
大谷選手は日本時間の7月14日に行われるMLBオールスターゲームにアメリカンリーグの「DH部門」でファン投票1位で選出。さらに選手間投票で「投手」としても選ばれ、MLB史上初めて「二刀流」で出場予定となっている。
また、前日13日に行われる ホームランダービーにも出場予定。現在、両リーグ通じて本塁打数ランキング単独トップの大谷選手には大会優勝に期待がかかる。