東京オリパラ組織委員会は6月20日、選手村内への酒の持ち込みに関して、公園や食事施設などの共有スペースでの飲酒は禁止として、部屋で1人のみを推奨する考えを明らかにした。
選手村では、酒の販売・提供はしないが、酒類の持ち込みは可能になっている。
北島隆ビレッジゼネラルマネージャー(VGM)は記者会見で、飲酒する場所について「外で飲む・共有スペースで飲んでいいということではない。我々のルールとしては、居室などプライベートな空間で飲む場合に可能で、公園でしてはいけないと明確にルール化されています」と説明。
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人数については「プライベートな空間も、なるべく、部屋で飲んで宴会していいということではなくて、1人で基本的に飲んでくださいと。国内でも家で1人で飲むのは禁止されていない。そのレベルであればいいよと言っている」と述べ、原則1人での飲酒を推奨する方針を示した。
選手側への周知は、毎朝の会議の場などを通じて、ルールを守るよう繰り返し伝えるという。
大会に出場する選手向けのルールブックには、コロナ対策や行動ルールなどを破った場合に罰金などを課す可能性があることが明記されている。
組織委は、飲酒についても、ルールを破った場合のペナルティも検討しているという。北島ゼネラルマネージャーは「ルールブックに準じて対応していく」と述べた。酒類のケータリングについては、「それも含めて検討が必要で、関係者と調整している」と明言しなかった。