放送中のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)が、6月15日夜9時30分からの放送で最終回を迎える。
脚本の坂元裕二氏による印象的なセリフたちや、豪華キャスト、衣装などの様々な視点から話題となってきた作品だ。
物語は、松たか子さん演じる大豆田とわ子と、3人の元夫(松田龍平さん、角田晃広さん、岡田将生さん)を主な登場人物とし、様々な生き方を描いてきた。
最終回の予告動画では、「最終回なのに、恋が始まる」と説明し、新たな人物として、とわ子の初恋の相手が登場することを明らかにしている。
その初恋の人・甘勝岳人を演じるのは、竹財輝之助さんだ。
竹財輝之助さんの出演作は?
所属事務所のサイトによると、竹財さんは1980年生まれの41歳。熊本県の出身だ。
『仮面ライダー剣』(2004年)などで頭角を現し、その後も数多くのドラマや映画などに出演してきた。
近年注目を集めた出演作が、2018年からFODで配信され、フジテレビなどで放送された『ポルノグラファー』シリーズだ。自身の才能と向き合い、苦悩を抱える官能小説家・木島理生を演じ、強い支持を得た。作品はSNSで話題となり、映画化もされるヒット作となった。
『大豆田とわ子と三人の元夫』最終回あらすじ
「好きになれる自分と一緒にいたいし、一人でも幸せになれると思うんだよね」――。考えた末、四度目の結婚には踏み切らず、一人で生きていく道を選んだとわ子(松たか子)。
八作(松田龍平)や鹿太郎(角田晃広)、慎森(岡田将生)ら3人の元夫との関係は相変わらずで、職場の「しろくまハウジング」も買収前の平穏な日常を取り戻していた。
ある日、とわ子は初恋の相手・甘勝岳人(竹財輝之助)と偶然再会する。親しげに思い出話に花を咲かせる甘勝に嫉妬した鹿太郎は、抑えきれない感情を共有するために慎森に電話をかけるが…。
それからしばらくして、とわ子は自宅に置いていた亡くなった母の荷物が詰まった段ボール箱を偶然見つけ、中から旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた一通の手紙が出てくる。母の思わぬ一面に動揺するとわ子だったが、同時にこの手紙を出せなかった胸中を思って複雑な気持ちになる。すると、同じく手紙に気付いた娘の唄(豊嶋花)が、送り先の人物に会いに行こうと提案する。