大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が「実質三刀流」だと話題となっている。
5月11日(日本時間12日)のアストロズ戦に「2番・投手」として先発出場したエンゼルスの大谷選手が、降板後の8回からライトの守備についた。
この日の躍動ぶりは現地メディアでも紹介された。
今シーズン3度目となる投打の2刀流での出場となった大谷選手。投げては、今季最長となる7回を4安打1失点10奪三振と好投した。
しかしこの日、野球ファンを湧かせたのは降板後の対応で、8回からそのままライトの守備についた。
FOXスポーツは公式ツイッターで、守備につく大谷の動画を投稿。「Amazing.(アメージング)」と添え、「今夜88球を投げた後に、大谷は外野手として試合に出続けています」とつづった。
実況を担当するアナウンサーも思わず「ハッハー!」と声をあげながら意気揚々と笑った。
MLBニュースサイトのCut4は、ライトを守る大谷選手の写真をTwitterに投稿。これをMLBの公式サイトがリツイートし、ファンらに広く知れ渡った。
チームは1-5でアストロズに敗れたが、見せ場を作った。
日本のメディアも「大谷翔平 三刀流!」などの見出しで大谷選手の活躍を紹介。
Twitterでは「投げて打って、降板して守備。これ実質三刀流じゃん」「衝撃的すぎる」「疲れを知らない」「相変わらずマンガみたいな活躍」「三刀流とか、まるでワンピースのロロノア・ゾロじゃん」などと様々な声があがった。
大谷選手は4月24日のアストロズとの試合でも外野(レフト)の守備についていたが、この日は「2番・DH(指名打者)」での出場で、投手としてではなかった。
投げて、打って、さらに「守る」。大谷選手の活躍にファンの心は踊っている。
――
【オールスター前に読んでおきたい!】
大谷翔平選手のシーズン前半の振り返りはこちら→大谷翔平の2021年前半は異次元だった。「伝説」になるには、シーズン後半で何が必要か【MLBオールスター】