アメリカ・フロリダ州のエバーグレーズで魚釣りをしていた男性。
なんと、釣れたのは大きなワニでした。
YouTubeに22歳のトミー・リーさんが投稿した動画が話題になっています。
釣竿のリールを巻いていたところ、突如ワニが水の中から浮上してきたのです。リーさんは思わず「なんてこった」と一言。
急いで引き上げましたが、ワニは上陸してリーさんの後を追いかけてきます。
さらに不幸なことに、リーさんは逃げ出す途中に転倒してしまったのです。ワニは動きを止め、リーさんとのにらみ合いが続きます。リーさんは、「戻って!」とワニに向かって叫びます。
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その後ワニは引き返し、水へと帰っていきました。まるでパニック映画の一幕のような緊張感です。
リーさんによると、ワニの体長は11フィート(およそ3.3メートル)ほどだったといいます。
現在、フロリダではワニが交尾期を迎えており、行動が活発になるため人間との遭遇率もあがります。
現地の野生動物の保護団体は、フロリダ州内の67郡すべてにワニが生息することをふまえ、住民とそのペットに対し警戒するよう呼びかけています。
専門家は、ワニは水がある場所であれば、どこにでも生息する可能性があると指摘します。
「まず初めに、子どもたちが遊ぶ水辺や浴槽、プール、裏庭の池、泥の水溜りの中を確認する必要があります。特に隠れやすい、小さな場所です」と、現地のテレビ局に対し説明しました。
4月にはフロリダ州の裏庭で、2頭のワニの映像が撮影されました。
この記事はハフポストUS版を翻訳・編集しました。