中国当局は4月10日、巨大IT企業「アリババ」に対し、独占禁止法違反で約182億元(日本円で3050億円)の罰金を支払うよう命じました。
当局はアリババの違法行為の認定内容などをウェブ上に公開しています。そこから見えるのは、アリババの「何」が咎められたかということ、そしてアリババも実はちょっと抗弁していたことなど、当局と巨大ITをめぐる攻防の痕跡(の一部)です。
今回はこの文書を、「予備知識なし」から分かるように読み解いていこうと思います。
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