アメリカで開かれた男子ゴルフの海外メジャー大会「マスターズ・トーナメント」を松山英樹選手が現地時間の4月11日、アジア人として初めて制覇した。単独首位を第3ラウンドから守り抜き、通算10アンダーでの優勝となった。
日本の男子選手がゴルフの海外メジャー大会で優勝するのは初めて。松山選手は通算10回目のマスターズへの出場で歴史的な快挙を成し遂げた。スポーツ界などからは祝福の声が続々と届いている。
タイガーウッズも賞賛 「ゴルフ界全体に影響を与える」
グリーンジャケットに袖を通した“先輩”、タイガー・ウッズ選手も松山選手の勝利をたたえた。
ウッズ選手は11日、Twitterで「Making Japan proud Hideki. Congratulations on such a huge accomplishment for you and your country. This historical @TheMasters win will impact the entire golf world.(日本の誇りになった英樹。あなたとあなたの国の全ての人に、とてつもなく大きな偉業におめでとうという言葉を贈ります。この歴史的なマスターズの勝利は、ゴルフ界全体に影響を与えるだろう)」とコメント。
ウッズ選手は2年前の2019年に同大会を制している。
アメリカ大使館「何年も前から分かっていた」
アメリカ大使館も松山選手に対し、以下のように祝福のコメントを寄せた。
「男子ゴルフのマスターズ・トーナメントで松山英樹選手が優勝しました!おめでとうございます!特別な何かを成し遂げるであろうことは、何年も前から我々はわかっていました。Congratulations to Hideki Matsuyama for winning #TheMasters! We knew years ago that he was destined for greatness.」
海外サッカー・香川真司選手 「興奮したし感動」
松山選手への祝福はゴルフ関係者だけにとどまらない。ギリシャ・スーパーリーグのPAOKテッサロニキに所属するサッカーの香川真司選手もTwitterでメッセージを寄せた。
香川選手は「松山選手マスターズ優勝おめでとうございます。凄いな。興奮したし感動した」とコメント。その歴史的快挙は競技を超えて現役アスリートの心も動かした。