庵野秀明監督に作ってほしい「シン・◯◯」案が続々。『シン・仮面ライダー』制作決定でネット盛り上がる

『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』に続き、日本を代表する特撮シリーズを手掛けることに。公開が楽しみです!!
前田真宏さん描きおろしのイメージ画。『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開、監督・脚本は庵野秀明さん。
前田真宏さん描きおろしのイメージ画。『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開、監督・脚本は庵野秀明さん。
(c)石森プロ・東映

4月3日、『仮面ライダー』生誕50周年企画として、庵野秀明さんが脚本・監督を務める映画『シン・仮面ライダー』の制作が発表されました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版』が大ヒット公開中。そして『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』(庵野さんは企画・脚本を担当。監督は樋口真嗣さんが務める)といった、日本が誇る特撮作品のリブートを手掛けてきた庵野監督。

今回『シン・仮面ライダー』の制作が決定し、ファンの間では、庵野監督に作ってほしい「シン・◯◯」案が、ネットに続々と投稿されています。その一部を紹介します。

シン・ナウシカ

宮崎駿監督の名作『風の谷のナウシカ』。本作で庵野さんの原画が採用されており、宮崎駿さんは、庵野さんにとって「師匠」的な存在でもあります。

シン・スカイウォーカーの夜明け

2019年12月に公開された『スター・ウォーズ』完結編の『スカイウォーカーの夜明け』。世界的に大人気の『スター・ウォーズ』シリーズですが、本作の結末はファンの間でも賛否両論がわかれ、話題を呼びました。

シン・機動戦士ガンダム

庵野さんは、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインや作画等を務める安彦良和さんの原画集(KADOKAWA刊)で、責任編集を務めています。

安彦さんとのトークショーでは、「アニメーターの絵が格好いいと思ったのはたぶん安彦さんが最初。ガンダムの成功は絵の功績が大きい」と力説。カラーの公式サイトの庵野さんの個人履歴では、「『機動戦士 ガンダム』本放送の録画」などに明け暮れていたという過去が明かされており、影響を受けた作品の一つであることが伺えます。

シン・ドラえもん

国民的アニメ『ドラえもん』。Twitterでは、巨大になったドラえもんが、『エヴァ』に登場する使徒や、ゴジラのように街を攻撃し始めたら…というファンのユニークな想像も繰り広げられています。

他にも、「シン・サザエさん」や「シン・宇宙戦艦ヤマト」「シン・マジンガーZ」など、日本が誇るアニメーション作品の「シン」バージョンを、庵野さんに手掛けてほしいという声が多く寄せられているようです。

庵野秀明さん
庵野秀明さん
提供

「映画作品という形で少しでも恩返しを」

1971年に放送を開始した、石ノ森章太郎さん原作の『仮面ライダー』。現在は、『仮面ライダーセイバー』が放送され、50年間、子どもから大人まで、幅広い世代に愛され続けてきました。

シン・仮面ライダー』は、2023年3月に公開を予定しています。

庵野さんは制作発表にあたり、コメントも発表。「仮面ライダーという等身大ヒーローに憧れ熱中しました」と過去を振り返り、「50年前にテレビ番組から受けた多大な恩恵を、50年後に映画作品という形で少しでも恩返しをしたいという想いから本企画を始めました」と経緯を説明しました。最初の企画メモを作った時から、「足掛け6年」がかかっているといいます。

作品の詳細は明らかになっていませんが、超特報や前田真宏さん描きおろしのイメージ画なども発表。ファンたちは公開が待ちきれない様子です。

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