今日から新年度。千葉県浦安市の東京ディズニーランド・シーでは、4月1日からそれぞれのパークで営業時間が変更され、人気ショーが再開されるなどいくつかの対応が変わる。
同リゾートでは3月に入園人数の上限が1パークあたり5000人から1万人に緩和されたばかりだ。
4月からパークを訪れる際に知っておきたい、主な変更点やポイントをまとめた。
「ランド」の方が、1時間早く閉園
運営するオリエンタルランドの発表によると、東京ディズニーランド・シーでは、4月1日からそれぞれのパークで以下のように営業時間が変わる。
東京ディズニーランド:午前9時~午後8時
東京ディズニーシー:午前9時~午後9時
来園者によるパーク退園後の公共交通機関の混雑を回避するための対応で、東京ディズニーランドはシーと比べて1時間早く閉園となる。
変更は4月1日から18日までで、それ以降の営業時間について、運営するオリエンタルランドの担当者は「改めてお知らせいたします」としている。
駐車料金、大幅に「安く」
同リゾートには車で来園する人も多いが、そんな人には朗報かもしれない。4月1日からパーキングでの駐車料金が「一時的」に変更される。
通常、全長5m未満の普通乗用車の駐車料金は、ランド・シー共に税込みで平日が2500円、土日祝日は3000円だが、これを下記のように変更する。
駐車料金:1000 円(税込み)
家族で来園する機会の多い土日・祝日の駐車料金では、変更前と比べて1台につき2000円の差がある。
期間は4月18日までで、大型車・二輪車については駐車料金の変更はない。こちらも、営業時間の変更同様に公共交通機関の混雑を回避するための対応だ。
ランドに「新シアター」がオープン。シーには“あのショー”が帰ってくる
東京ディズニーランド内に『ファンタジーランド・フォレストシアター』が4月1日にオープンする。オリエンタルランドが3月31日に発表した。
同シアターでは新プログラム『ミッキーのマジカルミュージックワールド』の公演が始まる。
同シアターは、東京ディズニーランドの園内で初めての本格的な屋内シアターで、2020年9月に新たにオープンした「ニューファンタジーランド」内に作られていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオープンの時期が未定となっていた。
加えて、東京ディズニーシーでは休止されていたプログラム『ビッグバンドビート』が4月1日から再開される。
シーにおける屈指の人気ショーで、3月30日には「準備公演」が行われており、同日午前のTwitterでは「BBBビッグバンドビートの略)再開」「BBB復活」が日本のトレンド入りするなど盛り上がっていた。
公演場所となる「ブロードウェイ・ミュージックシアター」では当面の間、利用人数の制限を実施。ショーの鑑賞には入園後の抽選(エントリー受付)が必要となる。
“4つ”のホテルの宿泊者にのみ、「アーリーエントリーチケット」販売へ
販売が延期されていた「アーリーエントリーチケット」が、4月1日入園分から販売される。
同チケットは特定のホテルの宿泊者を対象に販売されるもので、東京ディズニーシーに通常の運営時間より1時間早くパークに入園できる。
入園後は『ソアリン:ファンタスティック・フライト』や『タワー・オブ・テラー』、『トイ・ストーリー・マニア』などのアトラクションが一足早く楽しめる。
対象となるのは以下の4つのホテルで、6月30日入園分まで、各ホテルでチェックイン後に購入可能となっている。
東京ディズニーランドホテル
ディズニーアンバサダーホテル
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
東京ディズニーセレブレーションホテル
「アーリーエントリーチケット」を使ってパークに入園する際は、東京ディズニーシーの1デーパスポートも必要となるので注意が必要だ。
コロナ禍でのスペシャルイベントは4月5日から
東京ディズニーランドでは、開催を延期していた「ハッピーフェア・ウィズ・ ベイマックス」が4月5日から始まる。
イベントは主に、東京ディズニーランド内に新設されたベイマックスのアトラクションがあるトゥモローランド内で展開。
人気キャラクター・ベイマックスのフォトスポットが設置されるほか、限定グッズやレストランでの特別メニューなどの販売が始まる。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、東京ディズニーランド・シーでは、引き続き多くのパレードやショーなどのエンターテイメントプログラムが休止となっている。