「風呂上がりのお供だったのに...」
銭湯やスパなどでお馴染みの、あの「ビンの牛乳とコーヒー」を惜しむ声がネット上で広がっている。
小岩井乳業が3月25日、3月で「ビン商品」の製造と販売を終了すると発表したからだ。
同社の公式サイトによると、現在「小岩井 まきば 200ml」「小岩井 コーヒー 200ml」といった数種類のビン商品を、宅配用で取り扱っている。
4月から、紙製の「新容器ミニパック」に生まれかわるという。
「小さいお子さまや高齢者の方にうれしい小型サイズ飲み切り150mlの紙パックで、これまで通り小岩井工場から直送でお届けいたします」と説明している。
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小岩井乳業の担当者は、ビン製品の販売終了の理由について「販売本数は毎年減り続けていて、製造・管理や回収コストなど、ビジネスで考えると厳しい状況です」とハフポスト日本版の取材に明かした。
岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」(東京・銀座)では、取り扱っている牛乳とコーヒーの2種類のビン商品の棚に、販売終了のお知らせが貼られている。
その様子がTwitterに投稿され、「風呂上がりのお供だったのに、残念」「ショック!見かけたら買います」などと惜しむ声があがった。
いわて銀河プラザの担当者はハフポスト日本版の取材に「小岩井乳業は知名度もあるので、人気の商品でした」と説明。ビンの牛乳とコーヒーは、3月中の入荷分が売り切れるまで販売し、その後は紙パックの商品に差し替えるという。
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小岩井乳業では以前も、親しまれていたフルーツ牛乳が2020年10月で販売終了となり、ファンの残念がる声が広がっていた。