メーガン妃は、イギリス王室のメンバーから、生まれる前にアーチーちゃんの肌の色についての「会話」や「懸念」があったと告白した。
3月7日にCBSが放送したオプラ・ウィンフリー氏のインタビューの中で明かした。
メーガン妃はアフリカ系アメリカ人の母親と、白人の父親の間に生まれている。
ウィンフリー氏から、その会話を主導した人物について問われたが、メーガン妃は答えるのを拒んだ。
「これは、王室にとって痛手になるかもしれません」とミーガン妃は述べた。
その後にインタビューに加わったハリー王子も、王室メンバーと交わされたとする、アーチーちゃんの肌の色についての会話のやりとりを明かそうとしなかった。
ハリー王子は「この会話について今後も明かすことはない」と語った上で「その時は居心地が悪かった。ショックを受けた」と打ち明けた。
メーガン妃の出産までの数カ月は、生まれてくるアーチーちゃんに王子の称号や警備を与えないことを決めたイギリス王室に対する論争に巻き込まれることになった。
メーガン妃は、アーチーちゃんが他の子供たちと同様の扱いを受けられないのか、説明がなかったと訴えている。
「私にとっての一番重要な称号は、母という称号です」と語った。
「息子の安全が守られないこと、そして王室初の有色人種メンバーが、他の子供たちと同じように称号が与えられないなんて」と懸念を示した上で、こうも語った。
「この会話には別の話もあります。ジョージ5世かジョージ6世の時の慣習。自分が王や女王の孫に当たる場合、つまりハリーの父チャールズ皇太子が王になった時、アーチーと私たちの次の子供は自動的に王子や王女になるという慣習があります」
メーガン妃はまた、英連邦諸国への訪問に触れ、人々を代表することの重要性についても語った。現地の人たちが、彼ら自身と近い外見の人物がメーガン妃のポジションに就くのを見るのが幸せだと話していたことを紹介した。
「そのことが、さらなる利益やいまの世界を反映していると見られないとは、私には理解ができない。特に今、インクルーシブであるということは、王室メンバーの中にあなたと見た目が似た人がいるということ。ましてや王室に生まれた人物ではない人が、王室メンバーにいるということだ」
ハフポストUS版を翻訳・編集しました。