週刊女性、長瀬智也さんの記事めぐり謝罪。「ADにプロレス技をかけて病院送り」と報道していた

「再取材の結果、そうした事実の確認はできませんでした」と長瀬智也さんやTBSテレビに対して謝罪した。

週刊誌「週刊女性」は3月1日、2月23日号で掲載(週刊女性PRIMEでは2月8日に配信)した、TOKIOの長瀬智也さんが主演するTBSドラマ『俺の家の話』の撮影中に番組ADを負傷させたという記事について「そうした事実の確認はできませんでした」と公式サイトで謝罪した

同誌は、当該記事で長瀬さんについて「撮影中のプロセス技でADが病院送り」との見出しで報じていた。

長瀬さんについて「撮影中のプロセス技でADが病院送り」と報じていた
長瀬さんについて「撮影中のプロセス技でADが病院送り」と報じていた
週刊女性(2月23日号)より

「再取材の結果」 事実は確認出来ず

週刊女性は、長瀬智也さんについて「ドラマ撮影のリハ中にADにプロレス技をかけて病院送りにしたという記事ですが、再取材の結果、そうした事実の確認はできませんでした」と事実確認が出来なかったと認めた。

その上で、「長瀬智也さん、株式会社TBSテレビ及び関係者にお詫びをして、訂正いたします」と謝罪した。

<お詫びと訂正>週刊女性2月23日号の記事について
<お詫びと訂正>週刊女性2月23日号の記事について
週刊女性公式サイトより

記事はどんな内容だった?

記事を確認したところ、「芸能プロ関係者」の話を以下のように紹介し、掲載していた。

「プロレスシーンの撮影前には、ADさんが長瀬さんに技をかけられてカメラ映りなどをチェックするんです。でも、とあるADさんが長瀬さんからプロレス技をかけられた際に受け身をしっかり取らなかったため、変な姿勢で着地。その後、痛みを訴えたんです」

記事には、TBSへの問い合わせで「そのような事実はいっさいございません」と回答を得たと説明があったが、再び「芸能プロ関係者」の話として、「撮影場所だった都内の複合スポーツ施設は一時、騒然となりましたが、長瀬さんは歩けないADさんに肩を貸して安全な場所まで移動していました」と報道。病院に行った結果、大事には至らなかったと伝えていた。

宮藤官九郎が脚本を務めるドラマ『俺の家の話』
宮藤官九郎が脚本を務めるドラマ『俺の家の話』
(C)TBS

この報道をめぐっては、共演者も否定している。

同作に出演するプロレスラーの勝村周一朗さんは9日、自身のツイッターで「こんなことあるわけない!! スタッフをリングにあげて技をかけることなんて絶対ない!」(現在は投稿が削除)と報道内容を否定したと伝えられている

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