宮崎駿監督の不朽の名作「千と千尋の神隠し」が初めて舞台化されることが2月26日、発表された。千尋役は橋本環奈さん、上白石萌音さんがダブルキャストで務める。
スタジオジブリの公式Twitterはポスターを投稿。2022年2月〜3月、東京・丸の内の帝国劇場で上演されるという。
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東宝創立90周年を記念した作品で、ミュージカル「レ・ミゼラブル」などを手がけてきたイギリスの舞台演出家ジョン・ケアード氏が翻案・演出を務めるという。
「今回の舞台で千尋を大きく育てて欲しい」
Twitterには、舞台『千と千尋の神隠し』のアカウントも開設された。1分ほどの紹介映像やスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫さんの写真などが公開されている。
鈴木さんの「(翻案・演出の)ジョンはいい奴です。 ぼくも宮﨑も彼のことを気に入りました。 カオナシの貯金箱をあげたら、喜んでいた。 今回の舞台で千尋を大きく育てて欲しい」とのコメントも紹介された。
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ハク役は誰に?
興行収入が300億円を超え、2020年に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が記録を塗り替えるまで興収ランキングトップに君臨しつづけた『千と千尋の神隠し』。
アカデミー賞で長編アニメ映画賞、ベルリン国際映画祭でグランプリに相当する金熊賞を受賞するなど、世界的にも高い評価を受けている。
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不朽の名作が初めて舞台化されるというニュースに、ネット上は驚きに包まれている。
気になるのは、他のキャストが誰になるか。ハク役などはまだ発表されておらず、今後の続報に期待がかかっている。