3月は全国的に気温が高く暖かな春に。桜の開花も平年より早まる【1ヶ月予報】

気温の高い傾向が続くことから積雪の多い地域では雪解けが急速に進み、川の水位が高くなったり、雪崩の発生の可能性が出てきますので、注意をしてください。

今日25日(木)、気象庁は2月27日から3月26日までの1か月予報を発表しました。3月は気温の高い傾向が続き、普段の年よりも季節の歩みは早まりそうです。桜の開花も全国的に平年より早い予想となっています。

全国的に気温が高く暖かな春

この先1か月の予想気温
この先1か月の予想気温
ウェザーニュース

3月は日本列島の上空に暖かな空気が流れ込みやすく、全国的に平年よりも気温は高い予想となっています。一時的に寒気が南下して、寒さが戻ることはあるものの、暖かな日が多くなる見込みです。

気温の高い傾向が続くことから積雪の多い地域では雪解けが急速に進み、川の水位が高くなったり、雪崩の発生の可能性が出てきますので、注意をしてください。

2月も平年に比べて気温が高かったことに加え、3月も同様の傾向が続くことから、桜の開花は平年よりも早まる所が多くなります。ウェザーニュースは、早い所では3月中旬から咲き始めると予想しています。
» 関連記事 第三回桜開花予想

低気圧や前線の影響を受けやすい太平洋側は降水量が多い

この先1か月の降水量
この先1か月の降水量
ウェザーニュース

西日本や東日本の太平洋側は、菜種梅雨と呼ばれるような前線の停滞する時期があるため、平年よりも降水量が多い予想となっています。高気圧に覆われる日が多い北日本の日本海側や沖縄、奄美は平年に比べると降水量が少ない見込みです。

気温が高いため雪になりにくく、日本海側の雪の量は少ない予想です。融雪が進みやすいことに加え、新たに降る雪の量が少ないため、3月は急速に積雪が減少すると見られます。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向

関連記事

注目記事