歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが1月21日、公式ブログを更新し、アメリカのバイデン新大統領の就任式を見た感想を綴った。「女性の力」に期待を寄せた上で「日本の芸能人は政治の話をしなさ過ぎる」と指摘した。
アメリカ大統領の就任式は1月21日午前(日本時間)に開かれ、民主党のジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任。
また、カマラ・ハリス氏が女性としても黒人としても初の副大統領に就任した。
新たに大統領になったバイデン氏は就任式の演説で「結束はアメリカが前進するための道。私たちは決して失敗しない。一緒に行動する時だ。ですからこの場所で、新たに始めよう」などと呼びかけた。
海老蔵さんはブログで「バイデンさんの演説全て聞きました」と報告。「一瞬コロナ禍を忘れるかのような内容で少し興奮」と感想を率直に述べた。
「そして副大統領もそうですが陣営の主軸が女性が多くとても良いと感じました」と女性の政治参加の印象についても触れ、さらに「レディーガガさんの国歌斉唱に心揺さぶられた」と続けた。
海老蔵さんはその後、日本の芸能人が政治の話をあまりしない傾向にあるとして、以下のように指摘した。
日本の芸能人は
政治の話をしなさ過ぎる
それは
話したら色々大変だから、、、
その社会のシステムが
私は良いとは思わない。
日本も色々成長しないとと感じた大統領就任式でした。
女性の力に期待です。
これからは男も女も同じように活躍の場がないと
と改めて感じた大統領就任式でした。
海老蔵さんは、日本の芸能人が政治の話をしない理由を「話したら色々大変」だからと指摘。この現状について「私は良いとは思わない」と私見を綴った。
一方、アメリカでは大統領選の際、俳優や歌手などが、支持する政治家や投票したことについて積極的にSNSなどで報告している。
歌手のアリアナ・グランデさんは2020年11月、自身のインスタグラムで「ジョー・バイデン とカマラ・ハリスに投票する素晴らしい日」と書き込んでいた。
同じく歌手のテイラー・スウィフトさんは2020年10月、Twitterでバイデン氏を支持すると表明し、バイデン氏のイメージカラーであるブルーのアイシングクッキーをお披露目していた。