アメリカ大統領就任式が1月20日(現地時間)に開かれ、民主党のジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任した。
通常は百万人規模の聴衆が集まる就任式も、今回は新型コロナウイルスの感染拡大や、1月6日に起きた議事堂暴動を受けた厳戒態勢のため、全く違った風景となった。
通常であれば、連邦議会議員など配られていた20万枚のチケットも、配布取り止めとなった。
就任式が開かれた連邦議会議事堂前のナショナルモールは閉鎖され、普段のような聴衆の姿はなかった。その代わりに、色とりどりのフラッグの列で埋め尽くされ、虹色を描いた。
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飾られたフラッグはおよそ20万本。新型コロナウイルスで亡くなった40万の国民への追悼や、就任式に参加できなかった招待客や聴衆を表しているという。
過去の風景はどうだったのか。4年前のトランプ氏の就任式には多くの聴衆が集まった。その数は、およそ90万人と推計されている。
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さらに人手が多かったのが、オバマ氏の就任式だ。ABCニュースによると、初当選した2009年には約180万人が集まったという。
3つを比べると、こうなる。