1月19日、国土交通省北海道開発局の公式Twitterアカウントが謎の道路での通行止を告知し大きな話題となった。
当初開発局は「原因不明」としていたが、調査の結果、メンテナンス中のヒューマンエラーによるものだということが分かったという。
話題になったのは1月19日午後3時18分に、通行止めなどの道路情報を伝えるアカウントに投稿したツイート。
「29日 午後4時18分より国道40号ばばばばばばえおうぃおい~べべべべべべべべべえべえええべえべべべえ(9.9km)で通行止を実施しています」と、謎の区間での通行止めを告知し、30分で3万以上リツイートされた。
この投稿はその後消去。アカウントは一時停止されたのち、午後7時すぎに「点検が完了しましたので再開いたします」と通常通りの更新を再開した。
「攻撃や乗っ取りではありませんでした」
一体何があったのか。あの印象的すぎる文字列はなんだったのか。ハフポスト日本版は1月20日、開発局広報室に再び取材した。
担当者によると、経緯はこうだ。
開発局は道路の維持管理情報を出すシステムを外部の業者に委託。通常は、通行止めなどの情報が入力されると、サイトやTwitterに自動的に情報が流れる仕組みになっていた。
しかし19日はサーバーのメンテナンスを実施。確認作業の中で外部に出ないはずだった情報が、通常のようにTwitterにも流れてしまったという。
広報室は「サーバー調整をする中でのヒューマンエラーでした。攻撃を受けたり乗っ取られたりというものではありません。ご迷惑をお掛けしました」とする。
謎の文字列については「特に意味はないと思われます」。
Twitterなどでは「中の人を怒らないで」「笑った」などの声が多かった。しかし担当者は「冬季の道路情報は生活に直結するとても重要なもの。誤情報があってはいけないので再発防止に努めます」と気を引き締めていた。