厳戒ワシントン 拳銃や銃弾約500発所持容疑で男逮捕
バイデン米次期大統領の就任式を20日に控え、首都ワシントンで厳戒態勢が取られる中、バージニア州に住む男が16日、拳銃や銃弾約500発を所持していたとして逮捕された。
米メディアによると、バージニア州の男が乗ったトラックが16日、連邦議会議事堂近くの検問所でチェックを受けた際、許可証を見せたが、実際には正式なものではなかった。車両内からは拳銃や銃弾約500発などの武器が見つかったという。男は未登録の銃器や不法に大量の銃弾を所持していたとして逮捕された。
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ワシントン中心部は現在、鉄製のフェンスが立ちならび、道路や地下鉄の駅は封鎖。封鎖区域に入るためには治安当局の設けた検問所を通過しなければいけない。
大統領就任式をめぐっては、連邦捜査局(FBI)が首都ワシントンや全50州の州都で武装集団が抗議活動を計画しているという情報を入手し、警戒レベルを上げている。州兵は14日現在で7千人が派遣されて厳重な警備にあたっているが、20日には2万5千人に増員される予定だ。(ワシントン=園田耕司)
(朝日新聞デジタル 2021年01月17日 15時31分)
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