【北陸で大量積雪】糸魚川市では一晩で59cmも。昼間の外出も危険

昨夜から今朝にかけて、日本海で形成された活発な雪雲の列が、北陸地方に流れ込みやすい状況が続きました。

今日10日(日)7時の時点で、新潟県糸魚川市で積雪が209cmを観測しています。一晩で大量の雪が積もり、昨夜18時からの12時間で59cmも積雪が増しました。

昨夜18時から今朝6時までの12時間に積もった雪の量は、新潟県糸魚川市・能生で59cm増、新潟県上越市・高田で46cm増となりました。昨夜のうちに大台の200cmを超えた上越市・高田は積雪が242cmに達しています。

各地から寄せられる写真を見ると、歩道が雪に埋め尽くされ、車道も雪によって道幅が狭くなっていることがわかります。除雪も追いついて居ない所が多数です。夜間帯だけでなく昼間の外出も危険を伴いますので、できるだけ避けるようにしてください。

大雪の峠は越えましたが、日本海側は雪の降りやすい天気が続きます。
北陸や東北の日本海側では、明日朝までに20cm以上雪が積もるところもあるため、引き続き、積雪増加にご注意ください。

雪かきや雪下ろしの際には、屋根からの転落事故や崩れた雪に埋まるなどの事故、除雪機の操作誤りによる事故等が毎年多く発生しています。

以下のような点に注意するようにしてください。
・一人で作業しない
・建物の周りは落雪に注意
・屋根に登る際は命綱やヘルメットをつける
・除雪機の事故に注意
・休憩をとりながら作業する

特に、屋根からの落雪または積み上げた雪が崩れることによって、雪に埋まって脱出できなくなるケースが多くなっています。町内で一斉に作業を行うなどして複数人で作業を行っていれば、掘り出したり助けを呼びに行くなどで早期救助に繋がる可能性が高くなります。

雪は突然に崩れてきます。雪に慣れている地域の方でも決して油断をせず、今一度安全についてご確認いただき、事故のないよう注意してください。

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