デビュー以来、顔を明かしていなかったGReeeeN。初登場の第71回NHK紅白歌合戦で現れた姿に「初めての顔出し」「本物?」「CGに見える」などネットが騒然としている。
GReeeeNは紅白の特別企画として初出演した。メンバー4人は、顔が見えないシルエット姿で無観客のNHKホールに登場。「このまま影だけで顔出しは無し?」と見せかけたが、NHKの連続テレビ小説『エール』の主題歌「星影のエール」が流れると、ステージに立つ4人の顔がくっきりと映し出された。
続けて、メンバーは東日本大震災の被災地の歩みをたどる映像とともに、人気曲「キセキ」を歌い上げた。
ただ、「顔出し」したメンバーたちをよく見ると「本物」ではなく、CGのように見える。ステージにいた4人が映像だったのか否か、真相は明かされていない。
SNSでは、紅白の演出に「CGの形でも出てきてくれてうれしい」「誰もGReeeeNの素顔を知らないから、このCGっぽいGReeeeNが本物かもしれない」「めっちゃ動揺した」などの声が上がっている。
公式サイトによると、GReeeeNは福島県で結成された男性4人組のボーカルグループで、2007年にメジャーデビューした。メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療活動との両立のため素顔を明かさずに活動してきた。
GReeeeNは紅白歌合戦の公式サイトで、出演に当たって次のようにコメントしている。
<こんにちはGReeeeNと申します。
歴史ある紅白歌合戦に出演させて頂けて、嬉しい気持ちでいっぱいです。
今年は本当に大変な一年となりましたが、「星影のエール」という曲で皆さんが毎朝、少しでも安らぎを感じてもらうことができていたなら嬉しく思います。
また、来年は東日本大震災から10年を迎え、福島で結成したボクたちとしてはこのような年の紅白に出演できることを感慨深く思っております。
来年はこの長い夜が明けて、美しい朝が迎えられるようにボクたちは音楽でエールを届けていきたいと思います。 >