東京都の小池百合子知事が12月30日、臨時会見を開いて「年末年始は命を優先して」と呼びかけ、都民に家で過ごすよう求めた。体調がおかしいと感じた場合は、ためらわずにかかりつけ医や東京都発熱相談センター(03-5320-4592)に相談するよう呼びかけた。
小池知事は冒頭で、新型コロナウイルスの新規感染者数について「1週間平均で700人を超えていて、日々最多を更新しています。 現在のペースで増加していくと、2週間後には、日々1000人を超えるペースで新規感染者が発生していくことになる」と説明。
そうした状況を踏まえて、「家族でSTAY HOME」として家で過ごすよう呼びかけた。
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高齢者や持病のある人と一緒に暮らしている場合は「お家でもマスクの着用をお願いします」と求めた。
都民へのお願いとして、モニターの資料を示しながら次のように呼びかけた。
・忘年会・新年会は「ナシ」
・会食・飲食は「絶対ナシ」
・帰省もナシ。初詣は感染状況が落ち着くまで待って
また、若い人たちへのお願いとして、「夜間の外出も、しばらくナシ」と付け加えた。
「若いから大丈夫では決してありません。 みなさん自身の将来を守るために、日々の行動を改めて見直してください」と求めた。
また、年末年始に体調がおかしいと感じた場合は、ためらわずにかかりつけ医や東京都発熱相談センター(03-5320-4592)に相談するよう要請。
相談センターの回線数を増強し、24時間対応するという。