■この先1週間のポイント■
・寒気襲来 北陸や東北は大雪に警戒
・週末は大雪の峠越えるも冬型続く
・全国的に厳しい寒さ 氷点下続出か
寒気襲来 北陸や東北は大雪に警戒
17日(木)頃にかけて冬型の気圧配置が強まり、今季これまでで最も強い寒気が日本列島付近に居座ります。
すでに大雪となっている北日本の日本海側や北陸では雪が続き、18日(金)朝までに場所によってはさらに100cmを超える雪が積もるおそれがあります。
<ウェザーニュース予想の積雪量>
(18日(金)朝までの48時間)
北海道日本海側 40cm前後
東北日本海側 80cm前後
北陸山沿い 100cm前後
近畿山沿い 40cm前後
中国山沿い 30cm前後
※いずれも多いところで
風向きや地形によっては短時間で急速に積雪が増加するおそれがあるため、視界不良や路面状況の悪化、着雪による停電などに注意、警戒してください。
週末は大雪の峠越えるも冬型続く
週末は大雪の峠は越えるものの、西高東低の冬型の気圧配置が続きます。暴風レベルの強い風は収まりますが、日本海側では雪が降りやすい状態が続く見込みです。
太平洋側では晴れるところが多くなります。空気が乾燥した状態は続くので、引き続き、手洗い・うがいなどで、風邪など引かないようにお気を付けください。
全国的に厳しい寒さ 氷点下続出か
週明けにかけて、朝の厳しい冷え込みが続きます。東京や名古屋など各主要都市でも0℃近くまで下がり、八王子などでは氷点下になる予想です。
朝だけでなく昼間も気温はあまり上がらず、札幌では最高気温が0℃未満の真冬日が続き、沖縄の那覇でも最高気温が20℃に届かない日があるなど、年末年始頃の寒さになる見通しです。
真冬の寒さが続くので、厚手の真冬のコートやマフラー、手袋、ニット帽、カイロなどを準備して、万全な寒さ対策を行うようにしてください。
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