スター・ウォーズ新作情報が一挙発表。長編映画の公開はいつ?Disney+向けは『オビ=ワン』ほか約10本も...!

映画は「スター・ウォーズ サーガを未来の時代に進める」作品とされており...
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米ディズニーは12月10日の株主向け説明会で、今後の新作映画・Disney+ 向けシリーズの計画を発表しました。

このうちルーカスフィルムについては、次のスター・ウォーズ長編映画のタイトル『Rogue Squadron』と監督パティ・ジェンキンス(『ワンダーウーマン』)、公開時期2023年末が初公開。

Disney+ 向けには、ユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンがオビ・ワンとベイダーを再演するミニシリーズ『オビ・ワン ケノービ』、クローン・ウォーズでアナキンのパダワンとして初登場したアソーカ・タノが主人公の実写シリーズ『Ahsoka』、初めて描かれるハイ・リパブリック時代を舞台にしたミステリ『The Acolyte』、日本を代表するアニメスタジオ数社が手掛けるアンソロジー『Star Wars: Visions』 など、新作や新情報が一挙に明らかになりました。

劇場公開作品

Rogue Squadron ローグ・スコードロン (2023年末公開)

実写長編映画スター・ウォーズの次回作はローグ・スコードロン、ローグ中隊。

『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督。

父親が戦闘機パイロットで模擬戦中に殉職していることから、いつか戦闘機乗りの映画を撮りたいと願っていたというジェンキンス監督。スター・ウォーズ ファンでもあり、一石二鳥の企画で念願を叶えます。

内容はほとんど情報がないものの、「スター・ウォーズ サーガを未来の時代に進める」作品とされており、そのまま時系列的な意味で従来のシリーズよりも先の時代設定と考えられます。タイトル・内容・公開時期は初発表。

タイトル未定のタイカ・ワイティティ監督作品 (時期未定)

スター・ウォーズと縁が深いタイカ・ワイティティ監督による長編実写映画。

タイカ・ワイティティは監督・脚本・出演・製作の『ジョジョ・ラビット』でアカデミー脚色賞受賞。スター・ウォーズではドラマ『マンダロリアン』監督陣の一人として、S1の重要なエピソードである8話を監督したほか、ドロイドIG-11の声もあてています。

内容のヒントは「全く新しいスター・ウォーズ長編」。ルーカスフィルムのプロデューサー キャスリーン・ケネディによれば、「タイカのスター・ウォーズへのアプローチは新鮮、予想外でユニーク。」「素晴らしい才能とユーモアセンスで、観客はきっと忘れられない体験をするはず」。タイカ・ワイティティがスター・ウォーズ映画を撮ること自体は既報でした。

Disney+ 配信作品

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Obi-Wan Kenobi オビ・ワン ケノービ (時期未定)

既報のオビ・ワン外伝シリーズ。新三部作でオビ・ワンを演じたユアン・マクレガーが再演するほか、ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンも出演することが新たに発表されました。ケネディによれば「世紀の再戦」。監督は『マンダロリアン』のエピソードも担当したデボラ・チョウ。

舞台はエピソードIIIから10年後。クリステンセンのコメントは「アナキン・スカイウォーカーを演じたのは本当に素晴らしい体験でした」「もちろん、アナキンとオビ・ワンは大の仲良しのまま別れたとはいえませんが。デボラのような素晴らしい監督が、我々にどんな運命を用意しているのか楽しみです。ユアンと一緒に仕事ができるのもとても嬉しく思っています。」

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Ahsoka (時期未定)

アニメのクローン・ウォーズやRebels (反乱者たち)のメインキャラクター、アナキンの元弟子アソーカ・タノが主人公のミニシリーズ。監督はクローン・ウォーズやマンダロリアンのデイブ・フィローニ。

アソーカ・タノはディズニー移管前のルーカスフィルムで作られた正伝アニメのキャラクターで、つい先日にはマンダロリアン シーズン2で実写デビューを果たしました。

実写シリーズ版アソーカ・タノ役はマンダロリアンで演じたロザリオ・ドーソン。詳しい内容は明かされていないものの、ドーソンが演じるということは、『マンダロリアン』登場時点からさほど離れない時期設定になると考えられます。クローン・ウォーズでの初登場時は設定上14歳なので、マンダロリアン時点では45歳前後。女優とほぼ同じです。

(アソーカの種族 トワイレック トグルータの寿命は正式に詳しく設定されているわけではないため、人間の45歳と同じなのかは不明ですが。訂正: トグルータを誤ってトワイレックとしていたのを訂正。角も生えてるほうがトグルータでした。全銀河のトワイレックならびトグルータの皆様にお詫びして訂正します)

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Rengers of the New Republic (時期未定)

マンダロリアンと同時期設定、同じデイブ・フィローニ&ジョン・ファヴロー プロデュースの実写シリーズ。「将来の複数の物語と交差しクライマックスのイベントに至る」内容とされていることから、他シリーズとつながる要素があるようです。

Lando (時期未定)

 旧三部作やスカイウォーカーの夜明け、『ソロ』にも登場したランド・カルリジアンが主人公のシリーズ。ハン・ソロの密輸仲間、ギャンブルでミレニアム・ファルコンを失いクラウド・シティの執政官になった人物。ストーリーは『Dear White People』(親愛なる白人様) で知られるジャスティン・シミエンが構想中。

Andor (2022年)

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ローグ・ワンのキャシアン・アンドーが主人公のスパイスリラーもの。映画と同じディエゴ・ルナ主演。共和国軍・反乱軍の偉い人モン・モスマ役をジュヌビエーブ・オライリーが再演します。

The Acolyte

ドラマ『ロシアン・ドールズ』のレスリー・ヘッドランドがショーランナーのドラマシリーズ。

舞台はこれまで映像で描かれたことがないハイ・リパブリックの時代。メインシリーズの時系列でもっとも古いエピソードI ファントム・メナスからさらに数十年~数百年前、銀河共和国の全盛期にしてジェダイの黄金時代と呼ばれる時期です。

ジャンルはミステリ/スリラー。ハイ・リパブリック末期を舞台に、忍び寄るダークサイドを描くとのこと。

Acolyte (アコライト)はキリスト教などでいう侍者・侍祭の意味。タイトルから想像すれば、繁栄を謳歌する共和国に潜み勢力を拡大するシスの暗黒卿とその弟子や、「このなかの誰がダークサイドなのか」的な人狼ゲーム風ミステリになるのかもしれません。

Star Wars: The Bad Batch (2021年)

CGアニメシリーズ。クローン・ウォーズにも登場したバッド・バッチのメンバーが主人公。製作総指揮はデイブ・フィローニ。クローン・ウォーズのスタッフで路線継続。

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Star Wars:VIsions

日本を代表するアニメスタジオ数社が手掛ける10本のショートストーリーアンソロジー。つまりアニマトリックスやHalo Legends的な企画。

A Droid Story

ルーカスフィルム・アニメーションとILMが共同制作する特別なスター・ウォーズ アドベンチャー。R2-D2とC-3POに導かれる新たな主人公が登場。

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